家を建てる時、「何を取り付けたらいいのだろう?」と悩みますよね。
そこで今回は、私と夫が実際に採用して良かった物を紹介します。
少しでも気になる人はチェックしてみて下さいね。
洗面台・トイレ2つ

1Fと2Fに1つずつ、洗面台とトイレがあります。
採用して良かった理由は、3つあります。
- 1Fに寝室&夫の書斎(仕事部屋)で、夫がよくトイレを使うから
- 1Fと2Fにそれぞれあることで、渋滞を解消できるから(特にトイレ)
- 洗面台がそれぞれの階に1つあると様々な使い方が出来る
夫は在宅勤務で1Fの書斎にいることが多いです。
もし1Fにトイレがなかったら、2Fまで歩いてトイレに行かなくてはいけません。
さらに1Fに寝室もあるため、寝る前ならすぐに行けて、夜中に起きた時には階段を使わなくてもトイレに行けるのはとても便利です。
※寝ぼけながら階段を使うのは怖いです……。
小さなことかもしれませんが、トイレは近くにあった方が便利なので1Fに取り付けて良かったです。
ちなみにトイレは2つあった方が朝は渋滞にならず、1人がなかなか出てこなくても、もう1つのトイレに行けばいいので、トイレは複数あると重宝します。
※1人暮らしの場合は1つで良いと思います。
1Fの洗面台はランドリールーム(すぐ近くに浴槽がある)にあるので、髪の毛をすぐに乾かせて、外出から帰ってきた時には2Fに上がらなくても手が洗えるため、トイレだけではなく、近くに洗面台があるのはとても便利!
他には、水や洗剤につけておく物が複数あっても同時につけられる(メインはマルチシンク、足りなかった時に使用)ので、洗面台が複数あると様々な使い方が可能になるのも採用して良かったポイントです。
※浴室を活用するのもアリだと思いますが、私の場合は洗面台やマルチシンクで使いたいというのがあります。
洗面台もトイレも、毎日使う所です。
どちらも複数あると便利ですよ。
マルチシンク

マルチシンクは、洗濯や掃除・メンテナンスなどに大活躍しています。
例えば……
- 雑巾
- 汚れた洋服やインナー
- 家電製品の部品
洗面台で洗いたくない物をマルチシンクで洗っていますよ。
ちなみにマルチシンクならどれでも良いわけではなく、しっかりと選んで決めました。
下の画像は実際に私や夫が使っているマルチシンクです。

『TOTO SK500』という商品で、私が嬉しいと思うポイントが4つあります。
- 左右に石鹸やスポンジが置ける⇒使いたいものを置けるのはとても便利!
- オーバーフロー付き⇒水があふれても一定の水位で排水してくれる!
- ボウルが広くて深い⇒洗ったり、置いたり、様々なことに使える!
- 混合水栓にした⇒SK500に合う混合水栓を選択。お湯も使えた方が洗濯や掃除の時に役立つ!
マルチシンクを取り付けるとなればお金だけではなく、スペースも必要です。
取り付けた後で「狭い」・「物が置けない」などで失敗しないよう、担当者にマルチシンクを置いた場合の広さは必ず聞いた方が良いですよ。
2連の棚付きトイレットペーパーホルダー

トイレは毎日使う所で、トイレットペーパーも使います。
だからトイレットペーパーホルダーは機能的な方が良いと考えて、『YH64SR #NW1』を選びました。
『YH64SR #NW1』は下のようなことが出来るので、毎日のトイレが快適になります。
- トイレットペーパーを2つ取り付けられる⇒1つだけだとすぐに補充しないといけないから
- 棚付きで小さな物が置ける⇒トイレにはテーブルがないから置く場所があると助かる
- ペーパーのセットが簡単⇒手前から押し込むだけでペーパーを取り付けられる。すごく便利!
- トイレットペーパーを簡単に切れるようにカッターが付いている⇒上手く切れないペーパーもあるから付いていると便利・力を入れなくても切れて楽!
ちなみに棚の部分は陶器になっていて汚れが取りやすく、丈夫で高級感があります。
棚の部分はガラス・木・樹脂など様々あるので、棚を付けたいのであれば、よく考えて選んだ方が良いですよ。
トイレットペーパーホルダーも重要なアイテムです。
私は『YH64SR #NW1』を選んで良かったです!
シューズボックスについている大きな鏡

シューズボックスは、『EIDAI スキスムS』を使っています。
『EIDAI スキスムS』は様々なバリエーションが用意されていて、あなたのライフスタイルに合わせてカスタマイズすることが可能です。
特に私が、『EIDAI スキスムS』で取り付けて良かったと思っているのは、ミラー扉!
夫よりも私が欲しくて取り付けました。
ミラー扉が欲しかった理由は、髪や顔だけではなく全身を鏡で見ておきたい・出掛ける直前に確認したい・大きな鏡を部屋に置くつもりがなかったというもの。
それで工務店にお願いをして、ミラー扉を取り付けてもらいました!
ミラー扉を取り付けた感想は、夫はほとんど使いませんが、私は外に出る時に必ず全身を確認しているので選んで良かったですよ。
注意しておきたいのは、『EIDAI スキスムS』のミラー扉はオプションです。
デザインや仕様によっては取り付け不可の場合があるので、選ぶ時にはよく確認して下さいね。
EIDAIの公式サイトは下から飛べます!
興味がある人はどうぞ!!
パントリー

キッチンの近くに収納スペースが欲しくて、工務店に作るようにお願いしました。
収納スペースが欲しかった理由は、私も夫も家にいることが多いので食べ物を多く置いておきたい・備蓄食料を置くため・私の父から様々な野菜をもらうからなど。
それで工務店にお願いをしたパントリーの特徴は、3つあります。
- 扉がないオープンタイプ⇒来客があってもパントリーはキッチンの奥にあるので目立たない
- 可動棚で高さを変えられる⇒様々な物が置ける
- コンセントを2つ⇒家電製品を使えるようにしておく
扉がないと「油はねは気にならない?」と思うかもしれませんが、コンロから離れているので問題ありません。
※壁付けキッチンで、横にパントリーがあります。
それとオープンタイプのパントリーの良さは他にもあって、「どこに何があるのか?」や「いくつあるのか?」などがとても分かりやすく、整理整頓が苦手なタイプな人でも活用しやすいと思います。
さらに私や夫はパントリーを自由に使いたかったので、可動棚にして様々な物を置けるようにして、コンセントを取り付けて家電製品もすぐに使えるようにすることで、とても便利なパントリーになりましたよ!
ちなみに引っ越してから気付いたのは、「高さによっては棚の角の部分が体にあたる」ということ。
対策として、100円ショップで長さを自由に決めてカット出来るコーナーガードを購入して貼りました。

上のようにしておけばケガを防止出来ますよね。
引っ越してからずっとパントリーを使っていますが、作って良かったです!
間取りによってはパントリーを作るのが難しい可能性はありますが、私達と同じようなライフスタイルや理由があれば検討しても良いと思いますよ。
食洗器

使っている食洗器は、『パナソニック 幅45cm深型食器洗い乾燥機』です。
私は食洗器を取り付けるつもりはなかったのですが、夫が「あったほうがいいよ!便利だよ!!」と言ってくれたこと、夫の実家に行った時にお義母さんが食洗器を使っているのを見て、「少しでも家事を楽に出来るなら取り付けたいな」と考えるようになりました。
それで食洗器を取り付けて良かったなと思うポイントは……
- 食洗器があることで他の家事(例:翌日のゴミをまとめる)・やりたいことが出来る(例:運動)
- 食器がピカピカで綺麗
- メンテナンスが楽
- 手が荒れにくい
時間は無限にあるわけではないので、同時に作業が出来るのは良いことだと私は考えます。
私や夫の場合であれば、食洗器があることで食器を洗う時間が減って早く運動が出来るようになりましたよ。
それに時間のことだけではなく、食洗器が洗うと食器がピカピカでとても綺麗!
私が洗って拭くよりも、ピカピカです!!
人によっては、「メンテナンスが面倒なのでは?」と思うかもしれません。
しかし食洗器を使ったら食べかすをまとめる小さなフィルターを掃除、月に1回にノズルの掃除と食洗器の中を掃除(いつもより洗剤を多く入れて強力コースで動かす)するだけです!
食洗器の部品の取る・外すも簡単なので、難しい作業がありません!!
「メンテナンスのことを考えると選べない……」という理由で食洗器を取り付けないのはもったいないですよ。
そして食洗器を使うことで食器を洗うことが少なくなり、手が荒れにくくなりました。
食洗器に入れられないフライパンや鍋などは自分で洗わないといけませんが、ゴム手袋をしているので、ひどい手荒れに困ることはありません。
ちなみに使っている洗剤は『フィニッシュ』です。
工務店からサンプルで『フィニッシュ』と『ジョイ ジェルタイプ』と『チャーミークリスタ』をもらったのですが、『フィニッシュ』が1番使いやすい・仕上がりが綺麗だったのが選んだ理由です。
小さなキューブを置くだけでOKなので、とても簡単ですよ!
食洗器があることで、家事が楽になります。
取り付けて良かったです。
造作洗面台に付けた収納ありの鏡

上の方に洗面台の話を書きましたが、2Fは造作洗面台です。
※1Fはリクシルの洗面台です。
だから鏡も自分達で選びました。
選んだ鏡は、『ミラタップ(旧:サンワカンパニー)のSUSメタ サークル 500』で収納が可能です。

リクシルのような洗面台と比べると2Fの造作洗面台は収納出来るスペースが少なくなることが分かっていたので、収納力がある鏡にしました。
上の画像を見てもらうと分かりますが、鏡の中に入れているものは歯ブラシ・歯磨き粉・フロスなど。
2Fで歯磨きをするため、造作洗面台には歯のためのアイテムが多く置いてあります。
もし収納出来ない鏡を選んでいたら、洗面台がごちゃごちゃになっていたと思います。
そうなってしまうと、急な来客があった時に「片づけるのが大変!」というのは予想出来て、整理整頓していないとストックしている数を把握するのが難しくなりますよね。
だから収納力がある鏡を選んで良かったです!
造作洗面台を希望していて収納力がない場合は、鏡で収納することを考えてみて下さい。
少しでも収納出来るスペースがあるだけで、洗面台の快適さが変わってきますよ。
センサー付き照明

玄関ホール・ランドリールーム・脱衣所・トイレにセンサー付き照明を取り付けました。
使っている照明はオーデリック、気になる人は下の公式サイトから読んでみて下さいね。
自動で点灯・消灯してくれるので、とても便利です!
例えば……
- 玄関ホール⇒遅く帰ってきた時に自動で点灯・消灯してくれる
- ランドリールーム⇒洗濯物を両手にたくさん持っていても自動で点灯・消灯してくれる
- 脱衣所⇒お風呂に入る・出る時に自動で点灯と消灯をしてくれる
- トイレ⇒照明の消し忘れを防止してくれる
センサー付き照明はオン・オフすることも可能なので、使いたくない場合はオフにしておけば大丈夫です。
ちなみに私が一時的に壁付けのボタンでオフにするのは、ランドリールームでサーキュレーターを回す時。
なぜかというと、サーキュレーターが動いていると点灯したままになってしまうからです。
※サーキュレーターを片付ける時にセンサー付き照明をオンにします。
だからサーキュレーターのような理由がなければ、センサー付き照明は常にオンにしていますよ。
それと私はメガネを外すと何も見えないぐらい視力が悪いので、脱衣所が自動で点灯・消灯してくれるのはありがたいです!
気を付けたいのは、来客があってトイレを使いたいと言われた時、自動で点灯・消灯することを教えてあげないと壁のスイッチを押してしまい、いつの間にかセンサー付き照明がオフになってしまうことがあります。
あとはトイレでじっとしていたら消灯してしまうこともありますが、手を少し動かせば点灯します。
デメリットはあっても、メリットの方がたくさんあるので、センサー付き照明は取り付けても良いと思います。
ウッドブラインド

家にはカーテンが1つもありません。
私と夫は話し合って、『タチカワブラインドのフォレティア』を取り付けました。
ウッドブラインドを取り付けた理由は3つあります。
- ほこりをモップで取るだけで掃除が楽だから
- 外の視線と明るさを簡単に変えられるから
- 自分達の家はナチュラルな家具が多いので似合うと思ったから
実際、引っ越してからウッドブラインドを使っていますがカーテンのように洗う必要がなく、掃除がとても楽です!
角度も自由に動かせるので、視線と明るさを同時に変えられるのはとても便利ですよ。
私はウッドブラインドを取り付けて良かったと思っていますが、価格は安くありません。
しかし、窓辺に選ぶアイテムはなかなか取り替えることはないです。
だからこそ、メンテナンスが楽でデザイン性がある物を使っても良いと考えますよ。
電気錠

私と夫は話し合いをして、リクシルのグランデル2のドアに電気錠の『ファミロック』を選びました。
ファミロックはスマホをカギとして使えるのですが、私と夫はメインはリモコン・サブはカードキーとして持っています。
もっと詳しく書くと、メインのリモコンでドアの開閉をして、念のためにサブのカードキーをリモコンとは別の場所(例:パスケースに入れる)に持つようにしています。
それでファミロックを使っている側としては、2つ良いことがありますよ。
- カギを差し込まないことの快適さ
- バッグからカギを取り出さなくていいので、ドアの開閉が楽になる
ドアの開閉は毎日あり、ちょっとした時間なので気にしない人もいるかもしれません。
しかし手動の場合、「カギを用意⇒差し込む⇒回す⇒外す⇒カギをしまう」という流れがあるので、ドアを開閉するための流れは長いです。
これを私と夫が使っているリモコンであれば……
- 出掛ける場合
- リモコンをバッグの中にいれたままボタンを押す⇒自動で閉まる
- 帰宅した場合
- リモコンに付いている『閉』のボタンを押す⇒自動で閉まる⇒リモコンを決められた場所に置く(紛失防止のため)
手動と比べて、すぐにドアの開閉が可能です!
※バッグに入れる場合は、なるべくドアに近づけるようにしないと上手く反応しません。それと後ろポケットに入れると、人の体で上手く反応しないので前ポケットが良いです。
たくさん買い物をしても、ファミロックがあるから快適ですよ!!
ちなみにリモコンには手動で開閉するためのキーを収納することが可能なので、電気錠が使えない時でも大丈夫です。
ファミロックにする場合、「電気はどうするのか?」というのがあります。
それで私達は電池式にしました。
なぜかというと、電池式の方がお手入れが楽・なるべく家に穴をあけたくなかったからです。
AC100V式を選ぶと電源プラグを使うので、定期的にほこりがたまらないように掃除する必要があります。
掃除をしないでそのままにしていたら火災の原因となるため、掃除を忘れずに出来るならAC100V式でも良いかもしれませんが、私も夫もなるべくお手入れが楽な方を選びたかったので電池式が向いていると考えました。
また、コンセントが必要なので家に穴をあけないといけません。
高気密高断熱の家を目指していたので、なるべく玄関に穴をあけたくない気持ちと「玄関のどこにあけるのか?」という問題もあったので、「電池式の方が良い」となりました。
電池式なのでいつかは電池交換をしなくてはいけませんが、音やランプで知らせてくれて、手回しドライバーがあれば出来ます。
どちらもメリット・デメリットがあるので、あなたに合う方を選んで下さいね。
電気錠だから、なんでも良いわけではありません。
あなたや家族に合う電気錠を見つけないとダメです。
だからショールームに行って、様々な電気錠を体験して下さい。
長くなりましたが、今回紹介した商品のおかげで快適に暮らしています!
家は毎日過ごす場所なので、妥協しすぎると後悔しますよ。
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