地鎮祭をする場合、様々な準備をしなくてはいけません。
ほとんどは工務店がやってくれますが、施主も用意するものがあります。
今回は、実際に地鎮祭をしたので、その時の感想と「どのような粗品・服装を選んだのか?」などをまとめて書きました。
※私達がお願いした工務店は、神主さんへの依頼もやってくれました。(「ここの神主さんがいい!」という場合は、自分達で依頼することもあるそうです。)
粗品はハンドソープを選んだ

粗品を選ぶ時のポイントは、もらっても困らない日用品(タオル・洗剤・サランラップ・ティッシュなど)や日持ちのする菓子折りです。
金額は、500円から2,000円ぐらいまでが一般的。
不在時にはドアノブに掛けたり、ポストに投函することもあるため、かさばりすぎるものや菓子折りの場合は賞味期限が短いものは避けなくてはいけません。
粗品を選ぶポイントに気を付けながら夫と話し合った結果、キレイキレイの泡手洗いのボトルと詰め替え用のセットに決定!
決めた理由は、毎日の手洗いには必要なものなので、もらっても困らないと考えたから。
地鎮祭の前には用意しておかないといけないので、決まったあと、すぐ通販で2つ注文。
※私達の場合、粗品は2つ必要だった。
一緒にのしや紙袋もつけてもらいましたよ。
服装はカジュアルでも大丈夫

服装で悩む人もいるかと思いますが、お出掛けする時に着ていくようなカジュアルなコーデで大丈夫です。
つまり、「周りの人が不快にならない服装であればOK」ということ。
難しく考えすぎてはいけません。
それで私達が地鎮祭をやったのは11月、雨の日。
寒かったので、冷えないような服装でいきました。
「具体的にはどのような服装だったかのか?」を似たようなアイテムで紹介しますね。
※2人とも靴はスニーカー。
まず私からですが、ファッションにこだわりがないので、よくユニクロやハニーズなどに行っていますよ。
次に夫です。私と同じようにファッションにこだわりがありません。
季節によって着るアイテムは変わりますが、カジュアルな服装で問題ありませんよ。
初穂料は4万円

私も夫も初穂料について調べましたが、「工務店に聞いた方がいいよね!」という流れになり、質問してみました。
工務店からは、「初穂料は4万円で大丈夫ですよ」という答えでした。
それとお車代について聞いてみましたが、「お車代は必要ありませんよ」とのことでした。
ネットで様々な情報をチェックできますが、ほぼ工務店が地鎮祭の準備をしてくれるので、地鎮祭で分からないことがあったら、直接、工務店に聞いた方がいいですよ。
地鎮祭と挨拶回りの流れや感想

最後に、地鎮祭と挨拶回りの流れや感想です。
まずは地鎮祭から!
地鎮祭の流れと感想
まず、私達が当日に持って行ったのは、4万円の初穂料が包まれているのし袋・粗品2つです。
電車移動だったので、余裕を持って出発。
他のことは全て、工務店と神主さんがやってくれました。
※工務店がよくお願いする神主さんと聞いていたので、私達も安心できましたよ。
約10分前に到着すると、神主さんや工務店の人達がすでにいて、「まだ少し時間が掛かります」と聞き、先に挨拶回り(下に詳しく書きました)をすることにしました。
挨拶回りが終わり、地鎮祭が始まって、掛かった時間は約20分。
神主さんが儀式の途中にある作法(頭を下げる時やお辞儀をする回数など)を教えてくれるので、特に困ることはなかったです。
※夫は、鍬入れの儀と玉串拝礼、私は玉串拝礼をしました。
私達の場合、「すぐに工事が始まる」ということで、鎮目(しずめもの)は工務店に渡して、棟札(むなふだ)はもらいました。
※棟札をあとで使うことを忘れてしまい、急いで工務店に連絡したら、「お手数をお掛けしますが、工事中に取り付けるので持ってきて下さい」とのことでした。また持って行く日は、「平日や土曜日であれば、大丈夫です」とのことで、安心しましたよ。⇒追記:土曜日に行って大工さんに取り付けてもらいました!
地鎮祭が終わり、お供え物の野菜・果物や奉献酒(お酒)は私達が持って帰ることにしました。
野菜・果物は重たいので、工務店が宅配便で送ってくれました。
翌日には届いたので、すぐに動いてくれた工務店に感謝です!


ちなみに奉献酒は、毎日お酒を使った料理をしないこと・電車で1時間30分以上掛かるので重たいなど、野菜や果物などと比べると大変なことになりそうだったので、近くに住んでいる私の両親に奉献酒を渡しました。
工務店の話だと、9割は地鎮祭をするそうです。
工務店側からすると、工事中に何かあった時、「地鎮祭をやらなかったから……」となってしまうので、「やっておいた方が良い」という考えらしいです。
実際にやった感想は、あっという間に地鎮祭は終わってしまいましたが、「これから家を建てるんだ!」と改めて実感しました。
夫と「地鎮祭をやるのか?やらないのか?」で悩んでいた時に戻れたら、「やったほうがいいよ!」と言いたくなるぐらい良かったです!!
地鎮祭はやらなくてもいいですが、古くから行われていることです。
悩むのであればやった方が気持ちがスッキリするし、注文住宅だからこそできるイベントでもあるので記念にもなりますよ。
挨拶回りの流れと感想
私達の場合、挨拶回りは2棟。
工務店は粗品のタオルと連絡先や工事の日程が記載されている紙を用意してくれました。
しかしどちらも不在だったので、工務店が用意してくれた粗品と連絡先や工事の日程などが記載されている紙だけポストに投函!
私達は直接、挨拶をして渡したかったので、そのまま持ち帰ることにしましたよ。
それから時間が過ぎ、タイミングができたので行ってきました!
1棟は挨拶できたのですが、もう1棟は不在だったため、また持ち帰ることになりましたよ。
ちなみに挨拶をした時間は、約5分。
挨拶の言葉は、「〇〇(自分達の名前)と申します。よろしくお願いします。ご迷惑をおかけしています。(粗品を渡しながら)どうぞお受け取り下さい」みたいな感じです。
※工事は始まっていたので、「ご迷惑をおかけします」ではなく、「ご迷惑をおかけしています」と言った。
あとは軽く雑談をして、「それでは失礼します。よろしくお願いします」で終わり。
引っ越しする前に、不在だった家に挨拶できるタイミングがあればいいのですが、まだ分かりません。
引っ越しをする前にもう1度、挨拶をしたのですが不在でした。
それからすぐに引っ越しをして、もう1度挨拶のために行ってみたら誰もいませんでした。
なかなかタイミングが合わないため、茶色の無地の紙袋の中に手書きの手紙と粗品を入れ、玄関の前に置いておきました。
すると、その日の夜にインターフォンが鳴り、私達の家に来てくれました!
普段から家にいない人もいるので、何回か家に行って誰も出てこなかった時は、手紙と粗品で挨拶をしても良いと思いますよ。
今回は、地鎮祭と挨拶回りについてまとめて紹介しました。
マナーやルールはありますが、工務店や神主さんが教えてくれるので、難しくはありません。
挨拶回りは、先に「不在時にはどうするのか?」を決めておくといいですよ。
私の考えですが、何回も挨拶回りのために動くのが難しいのであれば、ドアノブに引っ掛ける・ポストに投函などでも良いのではないでしょうか。
家族とよく話し合って下さいね。
コメント