私達夫婦はいろいろと悩みましたが、リクシルのシエラSにしました。
それで今回は、シエラSを選んだ時のポイントやオプションをまとめて紹介!
少しでも興味がある人は、読んでみて下さい。
シエラSを考える前はクリップのキッチンが欲しかった!

夫は特にキッチンに強いこだわりはなかったのですが、私は「クリナップのキッチンが選べたいいな」と考えていました。
理由は4つあります。
- システムキッチンの専業メーカーであること⇒毎日使う物だから、長く続いているメーカーを選びたかった
- ステンレスの素材をメインに使っている⇒ステンレスは耐水性・耐熱性・耐衝撃性・サビにくいなどの特徴がある。さらにカビやニオイに強い素材であり、高温多湿の日本で毎日使うキッチンには向いている。つまり、掃除やお手入れがしやすい!
- キャビネット(内部構造)もステンレスを使っている商品がある⇒内部はメンテナンスが難しいため、カビやニオイに強い素材であるステンレスが使われていることに魅力があった
- キャビネットもステンレスだと虫が入りにくい⇒一般的には木で作られるため、虫が入りやすくなってしまう(リクシルのリシェルSIなら条件によってステンレスキャビネットにできるとのこと)
おしゃれで可愛いキッチンよりは、メンテナンスがしやすい・収納量が多いといった機能性を重視していたので、見た目はあまり考えていませんでした。
それではなぜ、クリナップを選ばなかったのか?
理由は金額が高かったから!
私達夫婦は高性能な家に住みたかったので、金額が高いキッチンを選べる余裕はなかったのです……。
ちなみに、工務店にクリナップのステディアI型(食洗器ミーレ付き)を選んだ場合の金額を調べてもらったら、約1,350,000円とのことでした。
※上の金額は工務店で購入した場合なので、元の金額はもう少し高いです。
キッチンは毎日使う所なので、料理やお手入れが便利になるオプションを追加しようとすれば、もっと高くなってしまう可能性があるため、ここは家の性能を優先して、工務店なら安価で購入できると提案された『リクシルのキッチン』にしたわけです。
それとキッチンはリフォームするはずなので、「リフォームを検討する頃には、さらに料理やお手入れがしやすいキッチンが出てくるよね」と前向きに考えるようにしましたよ。
※夫が調べてみると、クリナップのキッチンはシエラSの倍するそうなので、シエラSが2回購入できるとのこと。つまり、「住み始めた時はシエラSを使い、リフォームしなくてはいけなくなった時に、今よりも機能性やお手入れのしやすさが上がっているキッチンを選べば良いんじゃないかな」と話してくれました。
リクシルのキッチン・シエラSを選ぶ時に考えたこと!

クリナップではなく、リクシルのキッチンを選ぶことにして考えたのは、「どの商品にするのか?」ということ。
シエラS・ノクト・リシェルSIから選べましたが、工務店からはシエラSを提案されたので、実際にショールームに行って確認してきました!
行ってきたリクシルのショールームは、立川と新宿の2ヶ所です。
新宿の方が規模が大きく、立川よりも様々なパターンのキッチンがありました!
ただ新宿は人が多くて混雑しているので、立川の方がゆっくり確認できますよ。
それでショールーム・カタログ・ネットの情報など、様々な方法でリクシルのキッチンを調べた結果、シエラSに決めました!
なぜ、シエラSにしたかというと……
- 家の性能を優先したかったので、リクシルのキッチンだとしても出費を抑えたかった
- ワークトップはステンレスが良かったから
- シエラSでもオプションをつければ収納の問題を解決できるから
- 扉のデザインもオプションをつければ選択肢が増えるから
リクシルのキッチンで1番出費を抑えれるのはシエラS、もっとも高いのはリシェルSIです。
シエラSとリシェルSIの中間であるノクトも考えましたが、出費を抑えたいこと・私達が望むキッチンはシエラSでも可能であるといった理由からやめました。
それでリクシルのワークトップはステンレス以外だと、リシェルSIであればセラミックが使われていて、機能性とオシャレを兼ね備えた素材(でも金額はステンレスよりも高い……)ですが、私は「キッチンといえばステンレス!」と考えていましたし、お互いに人造大理石には興味がありませんでした。
だから私達の場合、シエラSにあるステンレスのワークトップでOKだったのです。
ちなみにステンレスはステンレスでも、スムースドットエンボスをオプションで追加しました!
キズが入りにくく、汚れが拭きやすいのが特徴で、メンテナンスしやすいのは魅力がありましたよ。
次に収納についてですが、らくパッと収納の機能はリシェルSIだけ!
シエラSやノクトではつけられないため、必ずつけたいのであればリシェルSIを選ばないといけません。
しかし私達の場合、らくパッと収納をショールームでも確認してきましたが、「たしかに簡単に開くけど、らくパッと収納のためにリシェルSIを選ぶには理由が弱すぎる」となり、2人でシエラSのことをよく調べて話し合い、「収納を充実させたいならシエラSでも出来る!」ということに気付きました。
まず、シエラSのスライドストッカープラン(2段の引出し・ストッカーの部分は大きな道具が収納できる)にして足元まで収納できるようにします。
さらに、コンロ下とシンク下にアシストポケット(ラップや包丁などを立てて置ける)・シェルフ(ストッカーの上に収納できる・30cmのフライパンが置ける)付きを選ぶことで、様々なサイズの道具が置けるようになるのです!
これで私達は収納の問題を解決することができましたよ。
最後に扉のデザインです。
キッチンの見た目に強いこだわりは持っていなかったのですが、実際にショールームに行くと、おしゃれなキッチンが多く、私も夫も「扉のデザインは選べた方がいいかも?」と考えるようになりました。
それでシエラSの場合、グループ1とオプションでグループ2から選ぶことができますよ。
グループ1は選べるカラーが少ないため、グループ2にしました!
グループ2にするだけでも選べるデザインはだいぶ違うので、ショールームで見た方が良いです。
シエラSは、リシェルSI・ノクトと比べると出費を抑えらえるキッチンで大きな特徴はありません。
しかしキッチンに強いこだわりや希望がなければ、私達と同じようにシエラSを検討すべきですよ。
シエラSで考えるべきオプションについて!

ここからはシエラSで考えるべきオプションを紹介します。
実際に私達が追加や変更したオプションがあるので、一覧にしてみました。
- 基本プランからスライドストッカープランの食洗器ありへ変更(スライドストッカーにした理由は上に書いています)
- 扉のデザインをグループ1からグループ2に変更(変更した理由は上に書いています)
- ワークトップをステンレスのスムースドットエンボスへ変更(変更した理由は上に書いています)
- 排水口はステンレス排水口へ変更
- 食洗器は深型に変更(ミーレではありません)
- IHヒーターは2口IHタイプへ変更
- レンジフードは同時給排タイプへ変更
- 引出しの中につけるアシストポケット・シェルフを追加(変更した理由は上に書いています)
- ソフトモーションレールを追加
- ハンディボックスを追加
- タオルクリップを追加
オプションで追加・変更を考えた方が良いのは、排水と引出しです。
まず、排水はステンレス排水口に変更しました。
なぜかというと、汚れが目立ちにくい・掃除しやすい・ぬめりにくい等のお手入れのしやすさがあるから!
次にソフトモーションレール(勢いよく扉を閉めてもゆっくりと閉まる)を選んだ理由は、うっかり勢いよく扉を閉めて、何か壊れたりしたら嫌だったからです。
※個人的にはソフトモーションレールは標準だったら良かったんですけどね……。
食洗器とレンジフードはネットで調べてみると、「食洗器は深型」・「高気密高断熱の家なら同時給排タイプ」という意見が多くあります。
私と夫は食洗器とレンジフードの様々な情報を見て読んで、お金は掛かりますがオプションで追加・変更しました。
ここからは個人的な意見ですが、排水やソフトモーションレールと比べると、食洗器深型や同時給排タイプのレンジフードの方がお金は掛かりますが、あとから追加や変更するのは難しいでしょうし、キッチンで作業する時のことを考えたら、優先順位は食洗器やレンジフードの方が高いと思いますよ。
次にハンディボックスとタオルクリップです。
ハンディボックスは手が届く所に小物やペーパーホルダーなどをまとめて収納、さらに2口のコンセントがつきます。
ニトリのようなお店で調べれば似たような商品を探すことが出来るかもしれませんが、「ワークトップをふさがずに調理家電が使えるハンディボックスは最初からつけてもいいかも」と考えて追加しましたよ。
タオルクリップも、手が届く所に欲しかったので追加しました。
ハンディボックスとタオルクリップは、「あったら便利だよね」という考えて追加したので、人によっては必要ないかもしれません。
追記:ハンディボックスは取り付けが難しいため代替案で解決!
話が進み、家を建てている時に工務店から連絡がありました。
内容は、「キッチンにある小さい窓とハンディボックスがぶつかってしまう」というものでした。
このことは私達も工務店も先に確認すべき点だったのですが、気付いた時は窓を取り付けた後だったので、窓を取るわけにもいかず、工務店が代替案を話してくれました。
それは、調味料が置けるように窓の枠を長くすること・窓の近くにコンセントを設置することでした!
これによりハンディボックスと同じことが窓の近くでも出来るようになるわけです。
ただペーパーホルダーは付けられないので、磁石でくっつくペーパーホルダーを冷蔵庫に付けることにしましたよ。
キッチンに窓とハンディボックスを取り付けたい人は、「お互いにぶつからないかどうか?」を確認して下さいね。
そして、オプションの中でも金額を下げられる場合があります。
それはIHヒーターを3口から2口にしたこと!
私も夫も料理はしても料理好きではないですし、アパートにある3口のガスコンロを全て使ったことはありません。いつも2口で料理しています。
だから3口ではなく、2口に変更したことで金額を少しでも下げました。
オプションの追加・変更は、あなたのライフスタイルや料理好きかどうかで変わってきます。
ただ上の一覧にあるオプションは一度は考えた方が良いオプションなので、参考にしてみて下さいね。
ちなみに私達の場合、オプションのみ金額は約500,000円以内でした。
私達が工務店でシエラSを購入する場合、オプションも含めて約1,000,000円です。
高性能な家に住みたい私達にとって、高いキッチンを購入することは難しかったので、同じように悩んでいるのであれば、安価で手に入れやすいキッチンにオプションをつける方法は良いと思いますよ。
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