夫婦で2日間、大阪関西万博のグルメを楽しんできたので感想を書きました。
実際に行ってみて分かったこともまとめたので、少しでも興味がある人はチェックしてみて下さいね。
私達の場合は、お昼は食べ歩きで夜はレストラン
1日目のお昼
ロティーチャナイ(マレーシアパビリオン)

ネットで調べていたら、「美味しい」と書いてあったので購入しました。
金額は、1,814円(税込)。
パビリオンに入らなくても、フードは購入可能。
店内ではパンを作って焼いている所を見られるので、待っている間も楽しいです!
店内には座れるスペースはありますが、私と夫が行った時は、注文したメニューを受け取った人達が待っている列があったので、外で食べた方がすぐに食べられると思います。
カレーは2つ味(たしか鶏肉が入っているカレー&豆が入っているカレー)があり、私が好きなのは鶏肉が入っていた方!
パンのことをロティと呼ぶらしいのですが、ロティはインド料理のナンと比べても、外はサクサクしていて、薄いのに中はモチモチしていて、美味しすぎて夢中で食べてしまいました!!
ロティーチャナイは手を使って食べるので、ウェットシートがあると◎。
フィッシュ&チップス(英国パビリオン)

英国といえば、フィッシュ&チップスだと思ったので購入しました。
金額は、1,950円(税込)。
パビリオンに入らなくても、テイクアウトとレストラン、どちらも利用可能です。
テイクアウトの並ぶ場所が分かりにくいので説明すると、英国パビリオンのレストランの列の隣ですよ。
※なぜ説明したかというと、テイクアウトの列が分からなくて近くの警備員に聞いている人がいたからです。
食べてみた感想は、ポテトは普通でしたが、フィッシュは衣はカリッ・中はフワッとしていて美味しかったです!
タルタルソースを付けると、より美味しくなって良かったです!!
ただ一緒に付いてたマッシーピー(グリーンピースをペーストしたものらしい)が、私も夫も食べられませんでした……。
ミント風味で爽やかなのですが、口に合わなかったです。
それと私達にあったことなのですが、注文する時は外にいる日本語が出来る店員が対応してくれて、「渡したベルが鳴ったら、レストランの中に入って受け取って下さい」と案内されました。
私達はその案内の通りに待ち、ベルが鳴り、レストランのドアを開けたら、レストラン担当の店員に早口で英語で何か言われて、外に出されてしまいました。
これには私も夫も驚いてしまい、「なぜ?」と思ってしまいました……。
だから外にいる日本語が出来る店員に、「ベルが鳴ったのに、レストランに入ったら外に出されてしまいました」と話し、やっとフィッシュ&チップスを受け取ることが出来ました!
本当は2人とも英語が出来れば、どうしてすぐに受け取れなかったのか分かったと思いますが、もう過去の話なので気にしていません。
もし私達と同じようなことが起きたら、日本語が出来る店員に話せば受け取れるはずです。
ちなみにテイクアウトのゴミは、レストランの店員に渡しても大丈夫でしたよ。
※どこに捨てれば良いのか分からず、夫がゴミを持ったままレストランの中に入ったら店員が回収してくれたので。
トリュフたまごサンド(イタリアパビリオン)

ネットで調べていたら、トリュフたまごサンドが美味しいと知ったので購入しました。
金額は、1,500円(税込)
イタリアパビリオンに入らなくても、テイクアウトのフードは利用可能です。
トリュフの味は思っていたよりは強くはなく、たまごと上手く混ざっていて、「こういうのもいいかも!」と楽しみながら美味しく食べられましたよ。
ただ子供よりは、大人の方が美味しいと感じるたまごサンドだと思います。
ちなみにイタリアといえばジェラートだと思ったので、ジェラートの列に並ぼうとしたら1時間待ちになっていたので諦めました。
ピーチのアイスティー(セルビアパビリオン)

セルビアパビリオンの近くを歩いてたら、パビリオンの中に入らなくてもレストランを利用出来ることを知りました。
この時、私が疲れてしまい、「そろそろどこかのお店のドリンクを飲みながら休みたい」と思いながら歩いていて、セルビアパビリオンの目の前に来たのはちょうど良いタイミングでした。
しかしレストランが混んでいたので諦めようとしたのですが、レストランの外の椅子(日除けパラソルあり)は空いていて、しかもセルビアパビリオンが外に小さなお店を出していたので、「ここに座って、何か注文しよう!」ということになりました。
それで食べるというよりは、飲み物の方が欲しかったので、ピーチのアイスティーを買いましたよ。
金額は、600円(税込)。
飲んでみた感想は、紅茶の味よりもピーチの味の方が強く、程よく甘さもありました。
だから、ジュースを飲んでいる感じ!
紅茶の味を楽しみたい人には向いていないと思いますよ。
1日目の夜
ラウンジ&ダイニングのビュッフェ(事前に予約済み)
「夜はゆっくり食事がしたい」や「なるべく予約出来たらいいな」という考えがあったので、予約可能なレストランを調べたら、2人で利用出来そうなお店がラウンジ&ダイニングのビュッフェしかありませんでした。
なぜかというと、予約したくても、満席・個室で高すぎるなどが理由で取れなかったから。
※調べてみると、1ヶ月前から予約可能なお店が多かったので、「少し前に予約すればいいかな」という気持ちで予約するのは無理そうです。それだけレストランの予約を取りたい人は多いということでしょうか。
ラウンジ&ダイニングのビュッフェは予約すると、大人の料金が9,680円(税込)です。
しかし予約無しの場合、大人の料金は8,800円(税込)です。
予約するorしないで料金が違うので、気を付けて下さいね。
※料金についてですが、涼しい場所で欲しい物を欲しいだけゆっくり食べられることを考えても、ビュッフェにしては料金は少し高いかなと感じましたね。大人1人、約10,000円なので……。
それと、30日前からキャンセル料金が掛かります。
※キャンセル料金はいくらか忘れてしまいました……。
それも忘れないようにして下さい。
予約時間の15分ぐらい前に、お店の近くに到着すると店員がいました。
それで店員から「ご予約はされていますか?」と聞かれたので、予約していることを伝えて、すぐに席に案内してもらいましたよ。
レストランには人がたくさんいて、賑やか!
椅子に座ってゆっくり食事は出来ますが、静かに食べられるようなお店ではないので、ワイワイしているのが無理な人には向いていないかもしれません。
ビュッフェには海外の料理はありますが、正直な所、少ないと思いました。
なぜそう思ったのかというと、変わった海外の料理は無かったこと・ビュッフェのレストランに行けばあるようなメニューがいくつかあったからです。





しかし綺麗に並べられている料理を見ているとワクワクするし、選んでいる時も楽しかったです!
味については、カレーやデザートが美味しかったですよ。
2日目のお昼
台湾ソーセージ豚まん(TECH WORLD)

TECH WORLDの抽選が当たったので、パビリオンを見た後にあるテイクアウト専門店 神農生活で、台湾ソーセージ豚まんを購入しました。
※神農生活は台湾の食雑貨のセレクトショップで、今回は万博に期間限定でお店を出しているとのこと。
台湾ソーセージ豚まんは、万博限定のフードメニュー。
金額は、880円(税込)。

食べてみると、具がたくさん入っていて、味に癖が無い、ソーセージが入っている普通の豚まんでした!
もっと台湾の料理を楽しみたい人は、別のメニューを選んだ方が良いかもしません。
NEO 北海道 大阪ミックスドリンク(AIR WATER NEO MIX STAND)
大阪ヘルスケアパビリオンのミライの食と文化のエリアで購入出来るドリンクです。
パビリオンの中に入って見たり体験したりせず、直接、ミライの食と文化のエリアに行くことが可能。
私が購入したのは、北海道×大阪をコンセプトにした『NEO 北海道 大阪ミックスドリンク』です。
金額は、1,100円(税込)。

特製の冷凍キューブが入っているので、よくシェイクするように店員に言われました。
味は普通のミックスジュースでしたが、ここでしか手に入らない『ミャクミャク付き オリジナルカップ』をゲット出来たのは嬉しかったですよ!
それと注文とお会計は店員が担当、ドリンクの提供はロボットがやってくれます。
ロボットの動きは速くないので、時間に余裕がある人向け。
こちらのお店で注文すると、炭酸水の試飲が出来ます!

気になる人は、ドリンクを注文した後に飲んでみて下さいね。
ワンハンドBENTO 海苔弁(ほっかほっか亭)
NEO 北海道 大阪ミックスドリンクと同じエリアで、購入出来るワンハンドBENTO 海苔弁。
片手で食べられるお弁当と知り、興味が出てきたので購入。
金額は、500円(税込)。

味は普通ですが、片手でごはんとおかずを食べられるのは便利です!
そして、1つ500円というのも良いですよね!
「こういうお弁当もありかも!」と考えさせてくれたメニューでしたよ。
ワンハンドBENTO 海苔弁は数量限定なので、遅い時間に行くと売り切れてしまうかもしれません。
クロワッサンルージュ(フランスパビリオン)

ネットで万博のグルメを調べていたら、フランスパビリオンのパンが美味しいことを知りました。
だから食べてみたくなりました!
金額は、702円(税込)。
パンはフランスパビリオンに入らなくても、購入することが可能です。
本当は万博限定のパンが3つあったので全て購入したかったのですが、他のグルメも食べたかったので、クロワッサンルージュだけ購入しました。
食べた感想は、サクサクで甘酸っぱくて美味しかったです!
※商品の詳細が分からず調べたら、フランボワーズのソースが練りこまれているそうです。
ただサイズは大きくはないので、人によっては高く感じてしまうかもしれません。
ちなみに、私が購入したフランスパビリオンのテイクアウトのお店はメゾンカイザーというパン屋が提供しています。
メゾンカイザーが何なのかよく知らなくて調べたら、メゾンカイザーは百貨店で購入出来るパンということが分かって驚きましたが、万博があったからこそ、自分が知らなかったお店のグルメに出会えて良かったと思いましたよ。
カイザーシュマーレン バニラソフトクリーム付き(オーストリアパビリオン)

カイザーシュマーレンも美味しいと知ったので、実際に食べてきました。
金額は、1,600円(税込)。
オーストリアパビリオンの中に入らなくても購入可能です。
カイザーシュマーレンは私が食べたバニラソフトクリーム付き、もう1つはコンポート(ジャムのこと)付きです。
本当はコンポート付きにしようと思っていましたが、暑かったのでバニラソフトクリーム付きにしましたよ。
料理を提供される直前、「パンケーキの上にラム酒をかけてもいいですか?」と質問されたので、「いいですよ」と答えました。
食べてみた感想は、ラム酒をかけてもらったのにあまり味がしなかったです。
しかし、パンケーキに冷たいバニラソフトクリームを付けて食べるとひんやりしていて美味しかったです!
ちなみにパンケーキの生地は薄いので、フワフワな生地を期待していると残念な気持ちになると思います。
クロコダイルフィレロール(オーストラリアパビリオン)

ネットで調べたら、オーストラリアパビリオンのグルメはワニのお肉が食べられることを知り、「絶対に食べる!」と行く前から決めていました。
金額は、1,650円(税込)。
オーストラリアパビリオンの中に入らなくても、購入可能。
食べた感想は、ワニのお肉は鶏のささみのようであっさり・パンの上についているレモンマートルマヨネーズが美味しかったです!
1個で1,650円しましたが、ワニのお肉が食べられたので気にしていません!!
ラミントン(オーストラリアパビリオン)

クロコダイルフィレロールと一緒に注文したスイーツです。
金額は、600円(税込)。
出発する前に万博のグルメで調べていたら、ラミントンがとても美味しいと知ったので、「クロコダイルフィレロールと一緒に絶対食べる!」と決めていました。
ラミントンはひんやりしていて、「つめたーい!」とつい嬉しくなってしまいましたよ。
食べた感想は、カステラのようにフワフワの生地の中にイチゴジャムが入っていて、程よい甘さで美味しかったです!
それとラミントンの表面にココナッツパウダーがたくさんまぶしてあるので、ボロボロとこぼれやすいのは仕方がないです。
ボリュームもあるので、大満足出来る万博のグルメです!
カピ・コーラ(オーストラリアパビリオン)
クロコダイルフィレロールとラミントンと一緒に注文したドリンクです。
金額は、700円(税込)。
カピ・コーラのことは知らなかったので、メニュー表を見た時、「カピ・コーラってなんだろう?」と気になってしまい、注文しましたよ。
注文したら瓶で渡されて、そのまま飲むスタイル。

飲んでみた感想は、とてもスパイシーです!
コカ・コーラと比べても刺激が強く、大人が飲むコーラという感じ。
美味しいですが、人を選ぶと思います。

ちなみにオーストラリアパビリオンのテイクアウトのお店の目の前には、たくさん席があります。
だから購入したら、すぐに座って食事することが可能です。
ラフシュとラクダミルク(アラブ首長国連邦パビリオン)

有名YouTuberがラフシュとラクダミルクを飲んでいる所を見て、「万博でしか飲めないだろうから、私も飲んでみたい!」と思いました。
金額は、1,000円(税込)。
アラブ首長国連邦パビリオンに入らなくても、購入することは可能ですが、私達が行った時にはレストランを利用する人達と同じ列に並び、店員が「テイクアウトご利用のお客様はいらっしゃいますか?」と聞いていたので、私達はテイクアウトの利用であることを伝えたら、すぐに店内に案内されました。
あとはレジに並び、注文して待てばOK!
本当はレストランとテイクアウトの列を別々にした方が分かりやすいとは思いますけどね……。
飲んでみた感想は、あっさりとした味でラフシュ(綿菓子みたいなもの・ラクダミルクの上に付いている)も甘さ控えめ、優しい味です。
夫は、「豆乳みたい!」と言い、ゴクゴクと飲んでいました。
アラブ首長国連邦のドリンクが飲めて嬉しかったです!
2日目の夜
THE MALTA TABLE(マルタパビリオン・予約無し)
2日目の夜は、「どこかのパビリオンのレストランでゆっくり食べたい」と「長時間並びたくない」を叶えてくれるレストランを探していました。
しかし事前に予約出来たレストランは、ラウンジ&ダイニングのビュッフェだけ。
そこで考えたのは、「待ち時間が少ないパビリオンのレストランを探す」ということ。
そしてそのレストランというのが、マルタパビリオンのTHE MALTA TABLEでした。
私が参考にした待ち時間のサイトは、下の非公式のファンサイト。
万博に行っている人達が今の待ち時間を教えてくれます。
パビリオンによっては情報がないため、待ち時間が分からないこともありますが、かなり参考になりますよ。
私と夫はマルタパビリオンの展示を見たかったので、入ってからレストランに行ったのですが、夫が「レストランにそのまま行ってる人がいたよ」と教えてくれたので、もしかしたらレストランだけ利用しても大丈夫なのかもしれません。
マルタのうさぎの肉スパゲッティ

注文したのは、マルタのうさぎの肉スパゲッティです。
金額は、2,500円(税込)。
他にもメニューはありましたが、うさぎのお肉が珍しかったので注文。
トマトの味はありますが、あっさりです。
しかし、まったく味がないわけではありません。
うさぎのお肉は鶏むね肉のようでした!
それとお肉には骨がついているので取るのは大変でしたが、周りの人達も同じように取っていたので恥ずかしくはなかったです。
日本とは違う食文化を体験出来て良かったですよ!
ちなみにレストランでは水を無料で出してくれるそうなのですが、私達が行った時には無料の水は終わってしまったとのことで、ドリンクメニューにある水なら提供出来るといわれました。
それを聞いて、水は給水スポットに行けば飲めるから水以外を選ぶことにして緑茶を注文。
提供されたのは、有名な緑茶のペットボトル(600ml)と空のグラス、まさかペットボトルで出てくるとは思っていなかったので、私も夫も驚いてしまいました!
金額は、500円(税込)。
しかしレストラン側のことを考えるとこの方法が楽だと思うので、驚いただけで怒りはしなかったですよ。
フティーラ(マルタパビリオンのカフェスタンド)

マルタのレストランで食事をした後、もう1つマルタの料理が食べたかったので、マルタパビリオンのカフェスタンドに行きました!
※カフェスタンドはパビリオンの中に入らなくても利用出来ます。
それは、ユネスコの無形文化遺産に登録されたパン、フティーラです。
ちなみにフティーラはレストランだと注文できないので、カフェスタンドの限定メニュー!
金額は、1,800円(税込)。
パンの外はカリカリしていますが、中は程よい柔らかさ、具はボリュームがあって、最後まで美味しかったです!!
2日間でいろんなグルメを食べましたが、特に良かったのは、オーストラリアパビリオン・アラブ首長国連邦パビリオン・マルタパビリオンのグルメ!
どれも珍しいグルメで、行って良かったです!!
ぜひあなたも、万博のグルメを楽しんで下さいね。

 
  
  
  
  






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