結婚式の準備をする時、「ヘアスタイルはどうしよう?」や「メイクはどんな感じがいいの?」と悩んで、様々な方法で情報を集めますよね。
そして、結婚式の前にウェディングドレスを着て、ヘアスタイルとメイクを確認できる『ヘアメイクリハーサル』があります!
今回は、スタジオハツコでヘアメイクリハーサルをやってきた私が、ヘアメイクリハーサルの準備や当日の流れなどを紹介するので、気になる人は読んでみて下さい。
補足 私はパークハイアット東京で契約して、ハツコエンドウでウェディングドレスをレンタル、そしてスタジオハツコでのヘアメイクリハーサルの料金は無料でした。ハツコエンドウ以外の提携店舗でヘアメイクリハーサルを申し込むと、1点につき税別で20,000円するそうです。
ヘアメイクリハーサルをする前に準備するべきことは3つ!

ヘアメイクリハーサルをする前に準備したいことは3つあります。
それは……
- 自分がやってみたいヘアやメイクの資料
- ヘアメイクリハーサルで着ていく洋服
- 使いたいアクセサリーや化粧品がある人は準備する
「なぜ、上の3つを準備しなくてはいけないのか?」を詳しく説明していきますね。
自分がやってみたいヘアやメイクの資料
私はヘアメイクリハーサルをする約3週間前、スタジオハツコのスタッフから、「カウンセリングをしながら、実際にスタイリングとメイクをしていきますので、ヘアメイクリハーサル当日に気に入ったヘアメイクのイメージ画像があれば見せていただけないでしょうか?」といったメッセージをもらいました。
つまり……
ヘアメイクリハーサルをする人が気に入ったヘアメイクの画像から、好きなヘアメイクの傾向を分析、さらにその人の雰囲気に合ったヘアメイクをやっていくということ!
だからヘアメイクリハーサルをするのであれば、自分がやってみたいヘアやメイクの画像が必要なのです。
それでヘアメイクリハーサルで持って行く資料というのは、紙でもスマートフォンの画面、どちらでもOK!
※実際、気になってスタジオハツコに問い合わせをしたら、「どちらでも大丈夫です」という返答でした。
私はスマートフォン・紙、念のために両方で用意しておいたのですが、結局のところ、紙を渡してしまいました。
なぜかというと、紙の方がスマートフォンの画面よりも大きくて見やすいし、スマートフォンのように画面が真っ暗になってロック解除のパスコードを入力しなくても、すぐに確認できるから!
紙であれば、テーブルに置くだけで担当するスタッフも自分が見たい時に見られるため、ヘアメイクリハーサルをする新婦もスマートフォンの画面を開くためにパスコードを入力しないで済みます。
私が紙で渡した時は、パソコンでグーグルドキュメント(オフィスのワードと同じ・無料で使える)で作成、家にある印刷機を使ってカラーで刷りました。
A4サイズの縦、やってみたい髪型とメイク・NGの髪型とメイクの内容で全2ページ。
文章だけでは伝わらないので、ネットで探して「これいいな!」と「これはダメ!」という画像もスタイリストに見てもらえるようにまとめました。
渡した紙はヘアメイクリハーサル終了後、返却してもらい、自分で処理しておきましたよ。
結婚式と同じようにウェディングドレスを着て、ヘアメイクが出来る貴重な時間です。
「どのようなヘアメイクにしていきたいのか?」ということをスタイリストに伝えるためにも、自分で資料をまとめてみて下さいね!
「資料って言われても、難しいよ……」という人には、担当のスタイリストに『良かったイメージ画像とイマイチなイメージ画像』を見せるだけでも大丈夫!
担当のスタイリストがあなたに合ったヘアメイクを分析してくれますよ。
ヘアメイクリハーサルで着ていく洋服
私は、「ヘアメイクリハーサルの時、どのような洋服で行くべきなのか?」という点が気になってしまい、スタジオハツコに問い合わせをしてみました。
スタジオハツコからは、「美容室で用意するガウンに着替えてもらうので、特に指定はございません」とのこと。
だからヘアメイクリハーサルのために着ていく洋服は、考えませんでした。
しかしヘアメイクリハーサルを経験した私としては、前開きのトップス・下から脱げるワンピース・首回りや鎖骨などの部分がゆったりしていて広いインナー(例:バレリーナネック)・ペチパンツ(詳しい内容は今回の記事にある『ヘアメイクリハーサルの流れについて!』でまとめてあります)などを準備した方が良いと思いました。
なぜかというと、ヘアメイクリハーサル終了後、洋服に着替えるのが大変だから!
※私はヘアメイクリハーサル終了後、洋服にぶつからないようにゆっくりと着替えましたよ。
ガウンは用意してもらえるので気にしなくて良いのですが、終了後に自分の洋服に着替える時はセットしてくれた髪(元に戻してもらっても完全に戻るわけではない・セットする髪型によってはヘアスプレーを使う)が洋服にぶつかりますし、メイクは美容室で落としてもらわないとそのままになるので、洋服に化粧がついてしまう可能性があります。
私自身、スポブラを使うことはよくありますが、ヘアメイクリハーサル・結婚式では使いませんでした。
※ヘアメイクリハーサルで洋服のコーデは考えなかったけど、ビスチェに着替えることは事前に聞いていた。「ブラの着脱でモタモタしているのは嫌だ!」と思った。
理由は、下から脱ぐには時間が掛かる・すぐに着脱しやすいタイプが良かった等の考えがあったため。
ただ後ろから着けるタイプも苦手だったので、前開きのタイプ(結婚式当日も同じ)にしました。
私の場合なので、ブラのことで気になる人は決まった美容室に相談した方が良いですよ。
ちなみに私は、ヘアメイクリハーサルで着ていくべき洋服を学んだので、結婚式当日は着脱しやすいコーデ(トップスはブラウス・インナーは頭からかぶっても広くてゆったりしている物・ボトムスはジーパン)にしました!
もしあなたが、「ヘアメイクが洋服についても気にならない」・「ゆっくり着替えれば問題ないと思う」などを考えているのであれば、洋服の準備をしなくて良いと思いますが、少しでも気になる人は、着脱しやすい洋服を準備していくべきですよ!!
使いたいアクセサリーや化粧品がある人は準備する
結婚式の当日、「ウェディングドレスと一緒に決まったティアラやベール以外にも、使いたいアクセサリーがある」や「肌が弱いから、自分が使っている化粧品がいい」等の希望がある場合、ヘアメイクリハーサルで持ってくるようにお願いされます。
私の場合、ウェディングドレスを決めたお店・ハツコエンドウでアクセサリー(ティアラとベール)を選び、「これ以上、アクセサリーをつける必要はない」と思ったので準備しませんでした。
また化粧品についても、「特にこだわりはないし、担当のスタイリストが使う化粧品でお願いしよう」という考えだったため、アクセサリーと同じように準備しませんでした。
化粧品を持っていかないと美容室にある化粧品を使うことになるので、気になる人はヘアメイクリハーサルまでに準備をして、忘れずに持って行って下さいね。
ヘアメイクリハーサルのために準備するポイントを3つ説明しました。
どれも大切なことなので、少しずつ準備していきましょう!
ヘアメイクリハーサルの流れについて!

次に、実際にヘアメイクリハーサルをした流れと感想について紹介します。
私がヘアメイクリハーサルと結婚式の当日に利用したスタジオハツコは、パークハイアット東京の中にあります。

そして掛かった時間は、3時間!
スタジオハツコのスタッフから、「ヘアメイクリハーサルの所要時間は3時間の予定です」と事前に教えてもらっていて、他の予定とかぶらないようにスケジュールを組んでいたため、困ることは無かったです。
スタジオハツコのスタイリスト場合、ヘアメイクリハーサルと結婚式当日、どちらも担当をしてくれます。
さらにスタイリストと聞くと、「ヘアとメイクをやるだけ?」というイメージがあるかもしれませんが、結婚式の当日は常に新婦と一緒に行動します。
例えば、結婚式当日の新婦の持ち物(スマホ・ハンカチ・薬など)を代わりに持ってくれて、お手洗いに行きたい時はウェディングドレスを脱がないといけないので一緒に手伝ってくれます。
様々なことをしてくれる人なので、とても頼りになる存在ですよ!
ちなみに私は、ヘアメイクリハーサルをする時にスタイリストから挨拶と一緒に名刺をもらいました!!
スタジオハツコでヘアメイクリハーサルをする場合、靴はいつも履いているもので大丈夫です。
なぜかというと、受付にいるスタッフにヘアメイクリハーサルで予約していることを伝え、個室に案内してもらい、スリッパに履き替えて歩くから。
しかもヘアメイクをしてもらっている時は座っているし、ウェディングドレスを試着する時はスリッパを履かなくても良いスペース(床の上にカーペットが敷かれている)がすぐ近くにあるため、歩くことはほぼありません。
だからヘアメイクリハーサルで、「歩いて疲れた……」というのはないですよ。
次にウェディングドレスを着る前に、スタジオハツコが用意してくれたタオル生地のガウンとビスチェ(私はハツコエンドウで買ったのでスタジオハツコに届けてもらった)に着替えることになります。
私は1人でビスチェに着替えることが出来ないので、スタジオハツコのスタッフに手伝ってもらいました。
※ビスチェって、着るのが難しいですよね……。
タオル生地のガウンは、ひざは見えなくて長めです。
それとうろ覚えですが、ヘアメイクリハーサルの時にフレアパンツを使うか聞いた時、ちょうど私がペチパンツを履いていたのでそのことを伝えたら、フレアパンツに履き替えることはしませんでした。
補足 ハツコエンドウでウェディングドレスを着る時は、店側のフレアパンツを用意してくれました。最終フィッティングになると、自分が購入したフレアパンツ(結婚式前の最後のフィッティングなので購入したアイテムを使う)を履くことになります。
気になる人はタイツやレギンス、ペチパンツなどを用意しておくと良いですよ。
こうして、スリッパを履く・ガウンを着る・担当のスタイリストと挨拶、ヘアメイクリハーサルの準備が完了!
まずは、私が用意してきたヘアメイクの資料を見てもらい、髪型と化粧についてのカウンセリングが始まりました。
この時に印象に残っているのは、私が持ってきた資料だけではなく、実際に私の髪をさわり、肌をよく確認してくれたことです。
なぜかというと、私の希望に沿いながら、スタイリストのおすすめも教えてもらえたから!
さらに私の希望を叶えるだけではなく、「私が本当に合う・向いているのはどんな感じなのか?」ということを聞かせてもらえるからです。
スタイリストとのカウンセリングが終わり、まずは髪型から!
髪型は3つ(アップ2つとダウン1つ)をお願いしていましたが、1つめのアップが私の希望していた髪型になったので、残りの2つはやりませんでした。
それとスタイリストからは、「もう少し髪の毛を伸ばせば、もっと素敵になりますよ!」とアドバイスをもらい、結婚式当日まで美容室には行きませんでしたよ。
次に、「メイクのイメージは『大人可愛い』感じに仕上げて欲しい」とお願いをしました。
メイクも私が希望していた通りにやってくれたので、とても嬉しかったです!
ヘアメイクが終わり、ウェディングドレスを着た画像が下です。

撮影してくれたのはスタイリストです。何枚か撮ってくれました。

ティアラだけではなく、ベールも一緒につけた場合も撮影してくれました。ベールは位置によって雰囲気が変わるので、スタイリストと話し合って決めました。
ちなみにスタイリストから、「ベールダウンはしますか?」と確認のために聞かれたので、「ベールダウンをする予定はありません」と答えましたよ。
それからスタイリストは自分が持っているスマホやタブレットなどで、「ヘアメイクリハーサルでどのようにやったのか?」を忘れないようにするために撮影をします。
だからスタイリストがたくさん撮影しても、驚かないで下さいね。
また私の場合、ヘアメイクリハーサルをしている時に「髪に生花を使ってみてもいいかも……」と思い、スタイリストに聞いてみたら、別途料金が掛かり、しかも生花なので高いことを教えてもらって辞めました。
他にも、私がお色直しはしないことを伝えると、「髪型だけ変えてみるのもいいですよ」と提案してくれました。
ただ髪型を大きく変えようとすると別途料金が掛かってしまうことも教えてくれたので、『挙式と披露宴の間にベールを外して、髪型を少しだけ変える(例:ふわっとさせる)』という料金が掛からない方法を選びましたよ。
ウェディングドレスのデザインによっては、ボディメイク(肌のムラを整る・ラメを入れて輝かせたりするなど)をやっておいた方が良いと提案される場合があります。
特に腕や背中が見えるデザインの場合、ボディメイクをするだけで印象も変わりますよ。
私の場合、「ボディメイクは別途料金(約5,000円)掛かります。とりあえず予約だけしておいて、前日までにはキャンセルすることも可能です」と言われました。
ボディメイクの提案をされた時、そんなことは考えていなかったので驚いてしまいましたが、「腕・デコルテ・背中が見えるデザインだし、少しだけお金を出して綺麗になれるならお願いしよう」と思い、ヘアメイクリハーサルの時にスタイリストにやってもらうようにお願いをして、結婚式の当日にやってもらいました!
当日はいつもより肌が綺麗で、ボディメイクをお願いして良かったです!!
ちなみにお風呂でボディメイクは落とせますよ。
気になった人は、ボディメイクをやってもらうかどうか考えてみて下さいね。
ヘアとメイクの確認が出来たら、リハーサルは終わりです。
ウェディングドレスを脱ぎ、洋服に着替えて、スタイリストと結婚式当日の流れも確認しておきました。
※髪型は戻してくれますが、完全には戻らなかったので帰宅後にお風呂に入って戻しました。さらにメイクは「落としていきますか?」とスタイリストに聞かれましたが、家に帰るまで特別なメイクでいたかったので、そのままにしてもらいましたよ。
スタイリストからは、「結婚式当日は化粧下地やファンデーションはつけず、化粧水・乳液だけで大丈夫です」と言われて、私は当日、乳液までやっておきましたよ。
他にも、当日の新郎新婦の荷物の確認もして、特に忘れてはいけないのが、新郎の靴下と新婦のストッキングとハンカチ、結婚指輪の箱と2人分の結婚指輪(指輪は撮影する時に使うから)と教えてもらいました。
それと私は常にメガネをつけているので、「結婚式当日、一緒にいてくれるスタイリストにメガネをどのタイミングで持ってもらうか?」という話し合いもしておきました。
私の場合、「コンタクトレンズはつけたくない、でも視力が悪すぎる……」ので、文章を読む・ゲストに挨拶をする・食事をするなど、メガネが必要な時には使い、歩く時・撮影する時などはメガネを外すようにしたかったので、その時はスタイリストに持ってもらうようにお願いしたのです。
とても細かいお願いをしたと思ってしまいましたが、当日はスタイリストが常に近くにいてメガネの管理をしてくれました!本当に感謝しています!!
ちなみにヘアメイクリハーサル終了後、ウェディングプランナーから「時間が空いているので、少しだけ話し合いが可能です。質問でも相談でも、どんなことでも大丈夫です」という連絡をもらったので、1対1で話し合いもしました。
※実は、他の作業の合間にウェディングプランナーがヘアメイクリハーサル中にやってきました。その時は話し合いはしないで、「とっても素敵ですー!!」といつもの打ち合わせの時よりもハイテンションに声を掛けてくれたのが印象的でしたね。
結婚式の打ち合わせって、新郎と一緒に進めることが多いので、1対1でウェディングプランナーと話し合いができる数少ない機会でした。
直接、1人だけで話したいこと(例:新郎にサプライズがしたい)があれば、ヘアメイクリハーサル終了後に時間が空いているかウェディングプランナーに聞いても良いかと!
こうして3時間掛けて、ヘアメイクリハーサルは終わり、私はスタジオハツコから家に戻りました。
ヘアメイクリハーサルをする前は、「どんな風になるのかな?」とドキドキしていましたが、スタイリストと楽しく会話をしながらヘアメイクをやってくれたので、とても良かったです!
ただスタジオハツコを出てから、慣れていないことをして緊張しすぎたのかどっと疲れが出てきたので、終わった後は何も予定を入れない方がいいですよ。
ヘアメイクリハーサルはなるべくやった方が良い!

私はヘアメイクリハーサルをしておいたので、「結婚式の当日、ヘアとメイクのことは考えなくて楽だった」や「当日に担当してくれるスタイリストがどんな人なのか知ることが出来て安心した」というのがあります。
もしヘアメイクリハーサルをしていなかったら、結婚式当日に会ったスタイリストに自分のヘアとメイクの希望を伝えて、挙式が始まるまでに納得できるものにしてもらわないといけません。
さらに私が感じたのは、結婚式の当日は7時に到着して2時間以上掛けてヘアとメイクをしたのですが、リハーサルをしていなかったら、「その場でスタイリストと話し合わないといけないから、もっと時間が掛かっていたのでは?」ということ。
ヘアメイクリハーサルをしなくても結婚式がスムーズに進められるようにスケジュールを作ってくれるとは思いますが、何も準備をしないで本番を迎えるのは不安ですよね……。
だからヘアメイクリハーサルをするためにも時間を作って、なるべくやった方がいいですよ!!
ヘアメイクリハーサルはウェディングドレスを着た状態のヘア・メイク・アクセサリー(ティアラやベールなど)をつけた時の自分を確認できるだけではなく、スタイリストとゆっくり話し合いながら自分に合うヘアメイクを見つけることが出来ます。
結婚式は人生で大きなイベントなので、プロの力を借りて事前に気になる要素を取り除くのは良いことだと私は思っていますよ。
それとヘアメイクリハーサルは人によっては料金が掛かる場合があるので、必ず確認して下さいね。
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