産院の助産師から、「妊娠初期から着圧ソックスを使って下さいね。寝る時ではなく、昼間に使って下さい。2~3枚あるといいですよ。お腹が大きくなると履くのが大変なので、ひざ下タイプを選んで下さいね。つま先はオープンしていても大丈夫です」と言われました。
しかし妊娠する前は着圧ソックスを使うことがなかったので、「何を買えばいいのだろう?」と考えてしまい、助産師に質問をしました。
助産師からは、「メディキュットやスリムウォークといったドラッグストアでよく見る商品でいいですよ」と教えてくれたので、私はドラッグストアやアマゾンで探すことにしたのです。
私と同じように何を買えばいいのか悩んでしまう人のヒントになれば嬉しいです。
※つま先が覆われていないソックスのことを、トゥレス・ソックスと言うそうですが、この記事では分かりやすく、オープンという言葉を使っています。
メディキュットのながらメンテナンス 着圧ハイソックス

妊婦用ではありませんが、産院で教えてもらったので買いました。

つま先はオープンしていなくてもゆとりがある設計になっているため、1日履いていても楽です。

使ってみた感想は、「しっかり引き締めてくれるのはいい、でも初めて履いた時、引き締められるから履くのに少し苦労した」ということ。
今ではメディキュットの着圧に慣れて、つま先がオープンしていないので、外出する時に大活躍していますよ。
普段から着圧ソックスを使っている人なら、メディキュットを検討しても良いと思います。
ピジョンのはじめてママの着圧ソックス

アカチャンホンポにあって気になっていたピジョンのマタニティの着圧ソックス。
ピジョンはマタニティ商品や育児商品の製造・販売で、とても有名な企業です。
商品の説明にも書いてありますが、産後まで使える商品。
フリーサイズで、カラーはグレーorピンクから選べます。
私はグレーを選びましたよ。

使ってみた感想は、「優しく圧を掛けてくれるので、グッと引き締めている感じがしない」・「履き口ゆったりしていて履きやすい」ということ。
普段、着圧ソックスを使っている人からすると、もっと強い方が良いと感じるかもしれません。
それと足首は吸湿発熱素材を使っているので、「ちょっとあたたかいかな」と感じました。
ちなみに、つま先はオープンしているタイプしかないので、私は家にいる時に使っています。
着圧ソックスに慣れていなくて、冷え対策をしたい人に向いています。
ワコール マタニティのマタニティ着圧ソックス

アマゾンでワコールから販売しているマタニティの着圧ソックスを見たので、買ってみました。
サイズはMかLで、カラーはダークグレーのみ。
私は、Lサイズを選びましたよ。
商品の説明に、『快適なはきごこち』としか書かれていないので、詳しい圧力の強さは分かりません。

使ってみた感想は、「上でレビューしたピジョンの着圧ソックスより圧が掛かっているような気がする」・「商品の説明通り、履き心地は良く、ムレにくいかな」ということ。
気になったのは、1枚で3,000円以上するので、他のマタニティの着圧ソックスと比べて高いと思いました。
それと何回か履いていたら、動く度に少しずつ下がってくるようになり、上げるのがストレスに……。
産後にも使える着圧ソックスだったので、長く使うつもりが残念な買い物になってしまいました。
靴下の岡本の靴下サプリ

靴下の岡本から出ている商品で、マタニティの着圧ソックスではありません。
私は、靴下の岡本が販売している『まるでこたつ』シリーズのことは前から知っていましたが、着圧ソックスも出ていることは知らず、アマゾンで知ったので買ってみました。
選ぶ時は、消臭機能があり(サイズは21~23cm・23~25cmで、カラーはブラックのみ)orなし(サイズは21~23cm・23~25cmで、カラーはブラックorベージュ)となっています。
私は自分の足のニオイが気になるので、消臭機能が付いているもの(カラーはブラック)にして、サイズは23~25cmを選びましたよ。
消臭機能ありでもなしでも、つま先はオープンタイプではないので、私は外出する時に使っています。
あとは、一般医療機器(人体へのリスクが極めて低く、予防や治療のために使われるもの・例⇒救急絆創膏)として販売されているので、着圧ソックスに効果を期待している人は要チェックのキーワード。

使ってみた感想は、「マタニティ用ではないので、メディキュットと同じようにしっかりと引き締めてくれる。しかしそれでも、メディキュットの方が着圧が強いと思った(2つの商品の圧力の強さを比べるとメディキュットの方が数字が高い)」・「スパイラル着圧(特許取得)といううずまき状に圧をかけているから、程よい力加減になっているんだと感じられた」・「私は気にしないが、履き口の裏にRとLのマークがあり、右と左で必ず履く方が決まっているので、面倒だと感じる人がいるかもしれない」ということ。

スパイラル着圧によってバランスよく引き締めてくれるので、「締め付けすぎて無理……」というのがありません。
それと私が上で紹介したメディキュットの商品と比べると、生地がストッキングのようにツルツルしていなくて、足全体が履き心地の良いサラサラした感じで良かったです。
私としては、普段から着圧ソックスを使ったことがなく、マタニティ用の着圧ソックス以外で探すのであれば、靴下サプリをおすすめします。
ダッコのホットキュット

ダッコはオオサキメディカル株式会社のブランド、妊娠・出産・育児のための商品を製造・販売しています。
アマゾンで着圧ソックスで調べていたら見つけました。
ダッコの着圧ソックスであるホットキュットは、サイズ展開(SS~LL)が広く、昼用・夜用・夜用ロングと選べる幅があり、カラーはブラック・グレー・ピンクがあります。
※昼用は、サイズがS~L・つま先がオープンしていないです。カラーはブラックのみです。
※夜用ロングはニーハイで、私がひざ下タイプのみしか使っていないので詳しい説明はしません。
私が選んだのは、サイズ L~LL・夜用・ブラックにしました。
夜に使うタイプですが、マタニティの着圧ソックスでつま先がオープンになっているのが欲しかったので買いましたよ。
また、マタニティの着圧ソックスで一般医療機器なのが安心できて嬉しいポイント!

使ってみた感想は、「ピジョンのマタニティの着圧ソックスと比べると生地がサラッとしていてムレにくい、厚みがない」・「マタニティの着圧ソックスで夜用だからか、優しく引き締めてくれる」・「遠赤外線素材を足首部分に使っているからか、足がポカポカになる」ということ。
価格も1枚で約2,000円とお財布に優しいのも◎。
サイズ展開が広く、昼用と夜用があって選びやすいこと、夜用ならカラーを3色から決められるので、良い商品だと思います。
メゾンピオニーのママのシルク 着圧ソックス

メゾンピオニーは、日本で有名な靴下の産地(兵庫県加古川市)にある株式会社ユニバルのブランドです。
上で紹介したホットキュットと同じで、アマゾンで着圧ソックスのことを探していたら見つけました。
フリーサイズ(身長153cm〜170cmを想定しているとのこと)で、つま先はオープンタイプのみ、カラーはブラックといった定番のものだけではなく、グリーン・モカ・ホワイトなども選べます。
※メゾンピオニーからニーハイのマタニティの着圧ソックスもありますが、私がひざ下タイプのみしか使っていないので詳しい説明はしません。
あと夜用ではありますが、アマゾンのページには昼でも使ってもOKであることが書かれていましたよ。
それで私は様々なカラーがあって悩んでしまいましたが、ブラックにしました。
定番のカラーに飽きてしまう人には、メゾンピオニーの着圧ソックスは選んでいて楽しいと思います。
ちなみに妊娠してからいろんな着圧ソックスを買い、メゾンピオニーが1番シンプルな包装(ビニール袋の裏に洗濯表示と素材が記載されたシールが貼ってあって、中に商品が描かれた紙が1枚のみ。紙の裏には詳しい説明や注意書きなし)だったので、届いた時に驚いてしまいました。
その他の特徴はシルク配合の素材を使っているので、手触りはとても良く、夏は涼しく冬はあたためてくれるので快適です。

使ってみた感想は、「ホットキュットの生地よりもメゾンピオニーの生地の方が手触りはいい」・「圧も適度にかかって、初めて着圧ソックスを使う人にも向いていると思う」・「つま先がオープンになっている部分の生地を裏返すと、太い縫い目が立っている時や歩く時にぶつかってしまい、少し気になった」ということ。

メゾンピオニーはマタニティの着圧ソックスの中では特に手触りが良かったのですが、生地の裏の縫い目が太すぎてしまい、「もう少し細くできないのかな?」と思ってしまいました。
今は慣れて気になりませんが、縫い目がどうしても気になる人は、他の着圧ソックスを選んだ方が良いです。
普通の着圧ソックスとマタニティの着圧ソックスだと、掛かる圧が違います。
だから妊娠前に着圧ソックスをまったく履いたことがなければ、マタニティの着圧ソックスの方が続けやすいです。
それにマタニティの着圧ソックスは普通の着圧ソックスと比べて、履き口が広く設計されている商品もあるので、履くときにとても楽!
もしあなたが、「結局、何を選べばいいのか分からない」と悩んでしまうのであれば、ピジョンのはじめてママの着圧ソックスorダッコのホットキュットを選べば失敗しないと思いますよ。







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