私と夫は快適に暮らすために、高気密高断熱・第一種換気の家を建てることにしました。
そして現在、HEAT20 G2ぐらいの家で過ごしています。
「高性能な家でどんな生活をしているのか?」という内容に少しでも興味がある人は、ぜひ読んでみて下さいね。
季節に合わせた洋服を選ぶ

高気密高断熱の家を作ったとしても、季節に合わせた洋服を選ぶようにしています。
なぜかというと、季節に合っていない洋服を選んだら、家を快適にするために電気を使ってしまうからです。
※工務店から、「熱を逃がさないよう、季節に合った洋服を着て下さい」と教えてくれました。
性能が高い家を建てるハウスメーカーから聞いた話ですが、季節は冬、引渡しが終わった家に訪問することになって行ってみると旦那さんが半袖だったそうです。
それで、そのハウスメーカーの人は、「寒い時期なのに半袖だったので驚きましたけど、家は本当に暖かったですよ」ということも話してくれました。
これだけ聞くと、「冬に半袖ってすごい!」と思うかもしれません。
しかしよく考えてみると、高性能な家は暖かい空気を逃がさないようにしていて、暖かくするのはエアコンや床暖房などです。
ハウスメーカーの人が話してくれた家は高性能だとは思うので電気代は抑えられているかもしれませんが、「せっかく性能が高い家に住んでいるのに、暮らし方が間違っていないかな……」と考えてしまいました。
季節に合わせて洋服を選ぶことは、掃除やメンテナンスと比べて簡単です。
ぜひ覚えておいて欲しいです。
窓はまったく開けない

他の記事でも似たようなことを書いていますが、窓はまったく開けていません。
※工務店からは、「5月や10月といった熱くも寒くもない時期なら開けても大丈夫です」と教えてくれました。
窓を開けたことがあるのは、引っ越してから試しに動かした時・自分達の両親を家に招待した時ぐらいです。
引っ越す前に住んでいたアパートでは、「窓を開けて換気しよう」と考えることがあったので開けていました。
しかし今はもう、「換気のために窓を開けようかな……」とか「気分転換に窓を開けようかな……」と考えることもないです。
なぜかというと、家の中が快適でわざわざ窓を開ける必要はないから。
そして私も夫も花粉症ですが、症状が軽くなって楽になった気がします!
高性能な家って本当にすごいです!!
性能が良い窓で快適になることを実感するのは、ショールームに行ってすぐに分かるようなものではなく、暮らしてみて分かることです。
※有名なハウスメーカーが開催している1泊2日のお泊り体験会でも分からないと思います。ちょっと泊まっただけで窓のことを知るのは難しいかと……。
ブログで伝えるのが難しいのですが、高性能な家に住むと窓に対する考え方が変わってくるので、知っておくと良いですよ。
太陽の光を活用する

私達の家は高気密高断熱だけではなく、太陽の光も活用しています。
パッシブデザインと呼ばれていて、自然のエネルギー(太陽や風)を受動的に取り入れて家を快適にする設計技術のことです。
下の記事は、パッシブデザインのことが分かりやすく書かれているので気になった人はチェックしてみて下さい。
パッシブデザインなら、なるべく機械を頼らずに自然のエネルギーを使うので、省エネで電気代も抑えられますよ。
それで私達の家で特に自然のエネルギーを使っているのは、夏は太陽の光がなるべく入らないように、冬は入るようにしていること。
これによって、夏は涼しく・冬は暖かい家になるようにしているわけです。
さらにウッドブラインドを使うことにより、自由自在に太陽の光を入れる・遮る(さえぎる)の調節が可能なので、家の中をより快適にしてくれます。
高性能な家は断熱材や窓だけではなく、自然のエネルギーを使う方法もあることが分かってもらえたと思います。
ただし、家を建てる土地・周りの環境・間取りなどを考えて設計していくため、あなたの希望を全て叶えるのは難しい場合もあります。
それとパッシブデザインにするためにお金(断熱材や窓など)が掛かってきます。
デメリットはありますが、省エネで電気代を抑えられるというメリットがあるので、ぜひ覚えて欲しいです。
加湿器は1台使っている

まず、家の換気システムは、『マーベックス sumika』を使っています。
『マーベックス sumika』が水蒸気を発生することはないので、加湿は出来ません。
下の公式サイトのよくある質問に書いてあります。
しかし湿度を回収してくれるため、加湿器を一緒に使うことで外から取り入れた空気を加湿します。
実際、冬に『マーベックス sumika』だけで暮らしていた時、「ちょっとだけ肌が乾燥しているかも……?」と思うことはありました。
それでも引っ越す前に住んでいたアパートに比べたら、今の家の方が肌の乾燥を抑えてくれていると感じてはいましたが、「もっと潤いが欲しいな」と思って加湿器をリビングで使い始めることにしました。
※加湿器は引っ越し前から使っているものです。
やはり、『マーベックス sumika』のみよりも加湿器を一緒に使った方が、肌のガサガサは抑えられていると思いましたよ。
換気システムは、他のアイテムと併用した方が良い場合もあります。
公式サイトや説明書で確認して、上手に換気システムを使って下さいね!
換気システムを定期的に掃除・メンテナンスする

加湿器の話で使っている換気システムは、『マーベックス sumika』であることを書きました。
定期的に掃除をしないとしっかり換気出来なくなってしまうので、忘れずにやっています。
『マーベックス sumika』の場合、下のリストにある部分を掃除・メンテナンスする必要があります。
※選んだオプションによっては、掃除や交換時期が変わることがあります。
- 屋外給気フィルター⇒掃除は1~3ヶ月、交換は1年~2年の1回
- 室内給気口(LaLa fan Sという商品で床下から風を送る)⇒掃除は汚れがひどい時、交換は破損した時
- 室内排気口⇒掃除は2週間~3週間、交換は1年に1回
- 熱交換器⇒交換は1年に1回交換
LaLa fan Sは『マーベックス sumika』と同じ会社が作ったものですが、『マーベックス sumika』とは別の商品です。
しかし一緒に使うものなので、上のリストに入れました。
これだけ見てしまうと、「面倒だな……」と思ってしまうかもしれませんが、どれだけ高性能な家に住んでいても、機械を使って快適に暮らしていくのであれば、掃除・メンテナンスすることを怠ってはいけません。
ちなみに私と夫は忘れないように、掃除管理アプリ PikaPikaを使っていますよ。
『マーベックス sumika』は、外に給気フィルターがあるので掃除がしやすく、排気口も床にあるので取り外しが楽な換気システムです。
それと私は虫を見るのが苦手なので、外の掃除は夫に任せて、排気口は私が綺麗にしています。
換気システムは家に住んでいるなら、みんなで使っているわけですから、家族で分担しても良いと思いますよ。
※掃除・メンテナンスについての詳しい内容は、別の記事で紹介する予定です。
性能が高い家で、どのような生活をしているのか分かってもらえたと思います。
お金のことだけではなく、掃除やメンテナンスのこともあるので、家族とよく話し合って決めていくべきです。
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