私達は工務店に、トイレ2つ(1Fと2F)とランドリールームを作ってもらうようにお願いをしました。
それで今回は、トイレとランドリールームの床をどのように選んだのか分かりやすく紹介するので、悩んでいる人は読んでみて下さいね。
※トイレやランドリールーム以外の床については、下の記事から読めます!
本物のタイルは選ばず、クッションフロアとビニル床タイルに!

まず、水回りの床の話になった時に私から、「トイレやランドリールームは、お手入れしやすい床がいいです」という希望を工務店に伝えたら、クッションフロア・ビニル床タイル(フロアタイルとも呼ばれている)・本物のタイルなどを紹介されました。
ただ3つの中でも本物のタイルは、水に強くて耐久性が高く、高級感があってデザイン性はありますが、目地の部分には溝があるので水・汚れ・ニオイが溜まりやすいです。
しかも溝だから掃除がし辛い……。
つまり、しっかり掃除をしていないとカビが生えてしまい、ニオイで嫌な思いをする可能性があるわけです。
そしてクッションフロアやビニル床タイルと比べると金額が高くなる(本物のタイルであること・手作業が多くて大変だから)ことも教えてもらったので、選ぶことが出来ませんでした。
こうして本物のタイルは候補から外れて、クッションフロアとビニル床タイルから選ぶことになり、工務店から「ネット・SNSで見たトイレやランドリールームの画像で気に入ったものがあれば教えて下さい。そこからお二人の好みに合う商品を紹介します。サンプルも自宅へ送りますね」と提案してくれたので、私達は気に入った画像を工務店に伝えました。
その後、工務店から様々な商品を紹介してもらい、サンプルも確認して、最後は2人で決めたのです。
それでは次に、トイレはクッションフロア・ランドリールームはビニル床タイルにした理由やポイントを紹介します。
トイレはクッションフロアを選びました!

まず、トイレ(1F・2F)のクッションフロアは『シンコールのE5060 モルティストーン』に決めました。

グレーにした理由は、髪の毛やホコリなどをなるべく目立たせないようにするため・リビングや寝室などで選んだ無垢床とは違うデザインを選びたかったから。
ブラックにしようか迷ったこともあったのですが、掃除をする時に髪の毛やホコリなどを見つけるのが大変そうだったので、グレーにしたわけです。
ちなみに明るい色にしてしまうと、髪の毛・ホコリ・汚れがとても目立ちます……。明るい色は清潔感があって良いのですが、私達は選びませんでした。
それでモルティストーンを取り扱っているのは、シンコールという企業です。
シンコールはトータルインテリアメーカー。
メインは壁紙・床・カーテンで、工務店から紹介してもらうまで知らなかったです。
そしてクッションフロアにしたポイントは、2つあります。
- 水に強く、拭き取れること
- トイレに跡がつくような重たい物を置かないから
クッションフロアも本物のタイルと同じように耐水性があり、表面に水がついても吸収するわけではないので、拭き取れるのがポイントです!
それとクッションフロアの素材は、柔らかいので跡がつきやすいです。
しかし、トイレであれば洗濯機のような重たい物や大きい棚も置くことはないので、跡がついて困ってしまうことはありません。
2つのポイントがあり、私達は1Fと2Fのトイレの床をクッションフロアにしました。
ちなみに、クッションフロアの耐用年数は10年程度と言われています。
10年程度と聞くと「短くない?」と思う人もいるかもしれませんが、「耐用年数よりもトイレや配管などのリフォームが床の交換に影響する可能性の方が高い」ということを工務店が教えてくれて、私と夫は耐用年数にこだわらないことにしましたよ。
補足 トイレの耐用年数も10年程度(部品や電気系統など)とされています。陶器の部分は大丈夫でも、他の部分がダメになるので覚えておきましょう!
ランドリールームはビニル床タイルに決定!

ランドリールームのビニル床タイルは、『東リのPST3085 ロイヤルストーン』に決めました。

グレーにしたのは、クッションフロアと同じで汚れやゴミをなるべく目立たせないようにしたかったことと、クッションフロアと同じような理由でリビングや寝室などは無垢床のため、ランドリールームも雰囲気を変えて石目柄のロイヤルストーンに決めたというのがあります。
※個人的には、サンプルで届いたクッションフロアよりもビニル床タイルの方がビニールの独特なニオイがしました。しかし私達の家は第1種換気なので、「効率的に換気をしてくれるので問題ないだろう」と考えました。
それでロイヤルストーンを取り扱っているのは、東リという企業です。
東リもトータルインテリアメーカーで、2019年に創立100周年を迎えました。
東リは工務店に気に入った画像を伝えるために調べていたら、名前を知りましたよ。
そしてビニル床タイルを選んだポイントは、1つです。
それは、素材が硬くて丈夫だから!
ビニル床タイルの素材は、クッションフロアと比べると硬くて丈夫です。
つまり、重たい物を置いても跡がつきにくいのです。
ちなみに私達が選んだ床は土足でも使用できるため、衝撃や摩擦で出来てしまうキズにも強いです!
※耐用年数は10年以上とされているので、クッションフロアより少しだけ長く耐えられるそうです。
気をつけないといけないのは、継ぎ目に水が入ってしまう可能性があること。
表面は水に強いのですが、気付いたらすぐに拭き取らないといけません。
だから継ぎ目がどうしても気になってしまう人は、クッションフロアの方が良いと思います。
私達は、注文住宅に使えるお金・お手入れのしやすさ・床の素材の特徴などを重視して選びました。
見た目はシンプルで明るすぎない木目調以外なら良かったので、強いこだわりはありませんでした。
工務店の話とサンプルのみで私達は決めましたが、今回紹介したシンコール・東リはショールームがあるので、興味がある人は行ってみて下さいね。
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